審査員 (2021年まで)
FIND/47では魅力的な写真を表彰するべく、各分野で日本の美しさや文化を発信する
審美眼を持った方々に審査にご協力を頂いています。
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プロフィール
1977年東京都生まれ。東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。人類学、民俗学などの領域に関心を持ち、辺境から都市まであらゆる場所を旅しながら、作品を発表し続けている。『CORONA』(青土社)により土門拳賞を受賞。著書に、開高健ノンフィクション賞を受賞した『最後の冒険家』(集英社)ほか多数。10月21日より、千葉・市原湖畔美術館にて、個展「この星の光の地図を写す」を開催。「札幌国際芸術祭2017」(10月4日まで)、「奥能登国際芸術祭2017」(10月22日まで)にも参加している。
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プロフィール
広告制作を生業とする傍ら、暮らしにまつわる常識を再構築する冒険中。キャンプ場で1泊2日の総勢100名が参列したDIYな結婚式「結婚キャンプ」、築100年空き家期間17年の熊本市の廃墟をセルフリノベーションした「弊町家」などを試みる。ヘタレでありながら、あらゆることを実現するためにSNSを駆使し、未来の暮らしを手繰り寄せていく様を、坂本龍一氏は「君たちの暮らしはアートだ」と表現し、札幌国際芸術祭2014にキュレーションされ、札幌に引っ越して暮らす「hey, sapporo」を発表。2017年、初監督作品映画「別れかた暮らしかた」を発表。編集と一部執筆を手がけた「あたらしい家づくりの教科書」など。
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久志尚太郎
NEW STANDARD株式会社 代表取締役 / Creative Director
プロフィール
1984年生まれ。中学卒業後、米国留学。16歳で高校を飛び級卒業後、起業。帰国後は19歳でDELLに入社、20歳で法人営業部のトップセールスマンに。21歳から23歳までの2年間は同社を退職し、世界25ヶ国を放浪。復職後は25歳でサービスセールス部門のマネージャーに就任。同社退職後、宮崎県でソーシャルビジネスに従事。2014年TABI LABOを創業、2017年に社内組織BRAND STUDIO(ブランドスタジオ)を設立。2019年5月、NEW STANDARD株式会社に社名変更を発表。
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撮影:望月孝
プロフィール
1981年生まれ。フランス国籍。博士(学際情報学)、2017年4月より早稲田大学文学学術院・准教授。NPOコモンスフィア(クリエイティブ・コモンズ・ジャパン)理事、株式会社ディヴィデュアル共同創業者。2008年IPA未踏IT人材育成プログラム・スーパークリエイター認定。2016〜2018年度グッドデザイン賞審査員・「技術と情報」「社会基盤の進化」フォーカスイシューディレクター。XXII La Triennale Milano『Broken Nature』展(2019.3.1~9.1)、あいちトリエンナーレ2019『情の時代』展(2019.8.1~10.1)などに作品出展。
主な著書に、『情報環世界:身体とAIの間であそぶガイドブック』(NTT出版)、『謎床:思考が発酵する編集術』(晶文社、松岡正剛との共著)、『電脳のレリギオ:ビッグデータ社会で心をつくる』(NTT出版)、『インターネットを生命化する:プロクロニズムの思想と実践』(青土社)、『フリーカルチャーをつくるためのガイドブック:クリエイティブ・コモンズによる創造の循環』(フィルムアート社)等。訳書に『ウェルビーイングの設計論:人がよりよく生きるための情報技術』(BNN新社、渡邊淳司との共同監修)、『シンギュラリティ:人工知能から超知能まで』(NTT出版)。
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撮影:青木司
プロフィール
大阪大学COデザインセンター特任教授、東京藝術大学COI研究推進機構特任教授、四国学院大学客員教授、学長特別補佐。1995年『東京ノート』で第39回岸田國士戯曲賞受賞。2003年日韓合同公演『その河をこえて、五月』で、第2回朝日舞台芸術賞グランプリ受賞。2006年モンブラン国際文化賞受賞。2011年フランス国文化省より芸術文化勲章シュヴァリエ受勲。近年はフランスを中心に各国との国際共同製作作品をのほか、大阪大学・東京藝術大学と共同でロボット・アンドロイド演劇プロジェクトなど先駆的な作品を多数上演。豊岡市文化政策担当参与、岡山県奈義町教育・文化の町づくり監なども務める。
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プロフィール
1951年ロンドン生まれ。ロンドン大学日本語学科を卒業後、1974年に音楽出版社の著作権業務に就くため来日。現在フリーのブロードキャスターとして活動、「バラカン・ビート」(インターFM)、「ウィークエンド・サンシャイン」(NHK-FM)、「ライフスタイル・ミュージアム」(東京FM)、「ジャパノロジー・プラス」(NHK BS1)などを担当。著書に『ロックの英詞を読む〜世界を変える歌』(集英社インターナショナル)、『ラジオのこちら側』(岩波新書)『わが青春のサウンドトラック』(光文社文庫)、『ピーター・バラカン音楽日記』(集英社インターナショナル)、『魂(ソウル)のゆくえ』(アルテスパブリッシング)、『ぼくが愛するロック 名盤240』(講談社+α文庫)などがある。
人に写真を見せると、それぞれがいろんなことを言うでしょうけれど、たとえ誰かがこんなのダメだと言おうと、または最高だと褒めてくれたとしても、一喜一憂しないことです。耳をふさぐ必要はないけれど、相手におもねったり、人にウケるかどうかなんて考える必要はありません。
好きこそものの上手なれ、だと思うんです。自分がいいと信じるものを皆さん撮り続けてくださいね。